第23番 薬王寺



2007年10月20日更新

第23番 薬王寺 (やくおうじ)
2007年8月17日巡礼
家族で徳島県牟岐町の貝の博物館を見に行こうという事で出かけました。
なかなかこちらの方まで足を伸ばす機会がないので、せめてひと寺はお参りしたいと思い、徳島県最南端の札所第23番 薬王寺に詣でました。
薬王寺は国道55号線沿いのお寺で、日和田の海に面した山に建てられています。
境内は山の斜面をうまく利用した階段状になっていて、本堂、大師堂、地蔵堂が同じ段の上にあり、その上に経堂があります。
中腹にはコンクリート造りのお堂があるのですが、このお堂、屋根に5つも相輪が乗っかっているという、ちょっと異形のお堂です。
ここからの眺めは最高で、日和佐の海が一望できます。
中には、胎内巡りがあり、真っ暗な通路を抜けると地獄絵図が飾られています。憎いのはその出口に向かって振り返ると、そこに曼荼羅が飾ってあります。
横には、美女が死んで、腐敗して土に返るまでの様を描いた図があって、話には聞いた事がある絵で、多分その写しだとは思いますが、楽しめました。
本堂横の川にものすごい数の真っ赤なサワガニがいてびっくりしました。

    

左より 山門  境内より日和佐湾を望む  本堂

  

経堂  納経所への道


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